カルシウム補給に! ししゃもの干物

 ししゃもは「柳葉魚」と書き、アイヌ語のスサム(柳の葉の意味)からきています。体は銀白色で細長く美しい魚です。北海道の太平洋沿岸にしか生息しない日本固有の種です。産卵のため10~11月にかけて群れをなして川を遡上するところを捕獲しメスは”子持ちししゃも”として丸干しされます。最近漁獲量が激減し、市場に出回っているのはキャペリンと呼ばれるカラフトシシャモで日本のホンシシャモより一回りほど大きく、やや青みがかった色をしています。骨が柔らかく丸ごと食べられ、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルを補給できます。