あっさり味の!  ワカメの野菜のスープ

ワカメは、”ワカ+メ”で若い芽を意味しています。海草の中では一番なじみがある食材で、みそ汁、酢の物、サラダ、炒め物や天ぷらに使われる地域もあります。ミネラルが豊富で繊維質も多く、高血圧や肥満の予防になります。韓国では日本の何倍も食べられているようです。

ワカメと長ネギのスープ ネギは、根を食べることから根岐(ねぎ)と名前がつきましたが、根と思われているところは葉鞘(ようしょう)と言う葉の部分です。ネギには、ニンニクやワサビにも含まれている硫酸アリルという独特の刺激のある成分を含み、殺菌作用があります。また、生で食べると神経を刺激して消化液を出したり汗をかいたりするはたらきがあります。

 

ワカメと大根のスープ 大根は冬野菜の代表。葉にはカロテン、ビタミンC、カルシウムなどを豊富に含みます。根には消化酵素のジアスターゼを含むため消化や胃もたれに効果があります。しかし、加熱によりジアスターゼは分解され、空気にふれると酸化されます。大根を煮物、汁物にしたときは、シャキシャキとした食感としみ込んだスープの味でしょう。

 江の島のヨットハーバーでは、ロープに生えたワカメが見られます。また、沖合では養殖していて、湘南ブランドとしてジワジワ人気が出てきています。