栄養満点の バナナ

 東南アジア原産ですが、アジア、アフリカ、南アメリカなど現在では熱帯地方でたくさん栽培されています。果物の中でブドウ、みかん類についで、第3位の生産量があります。日本では生のままで食べることが多いですが、ご飯のように主食にしている国や、煮たり、焼いたり、蒸したりといろいろな調理法もあります。突然変異で種のない品種ができ、それを改良して現在のようなバナナになりました。バナナは、高カロリー食品で消化もいいのでスポーツをする前には最適です。70%が水分で残りがほとんど炭水化物(糖質)です。バナナにはたくさんのカリウムが含まれているため、血圧を下げる効果があり、高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞の予防になります。また、含まれている糖類はビフィズス菌など腸内の善玉菌を活性化させ、大腸がんを防ぎます。また、花は乾燥させると下剤になり、、地下茎は解熱剤として利用されます。若いバナナの皮は緑色をしていますが、熟すにつれてだんだん黄色に変わっていきます。そして、黒い斑点が現れたときが一番糖度が高く甘くなります。バナナの皮には油脂分が含まれているため、踏まれてつぶされると、油脂分が出てきて滑りやすくなります。

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バナナ畑(台湾)・・・バナナの実は青いビニール袋の中で大きくなります。