ご飯はおいしい!

  主食にになる食材には、お米のほかに小麦、タロイモ、トウモロコシ、バナナなどがありますが、世界中の人が一番よく食べているのはお米です。どうしてこんなにたくさんの人がお米を食べるのでしょうか? 答えは簡単で、それはおいしいからです。 されに、①粒をそのまま使える ②毎日大量に食べても飽きない ③個性が強くないのでたくさんのおかずと相性がよい ④簡単に大量に炊くことができるなどのよさがあります。小麦やトウモロコシやそのほか多くの穀物は、粉にしてからパンや麺に加工しなければなりません。お米は、炊いたご飯だけでも、またちょっと塩をふっただけのおにぎりもとてもおいしいものです。 お米を食べれられない国は、寒冷乾燥などの気候条件でイネの栽培ができません。小麦が欧米に広がっていったのも気候によります。日本人も毎日ご飯を食べられるようにがんばってきました。やっと1960年代になって、だれもが好きなだけご飯が食べられるようになってきたのです。何気なく食べているご飯も見方を変えるとおいしさも見えてきます。